「今回の件で君たちには危険な目にあわせてしまった すまないことをしたと思っている」 南次郎の表情からは何も読み取れなかった 「俺は自ら望んでやった リスクを伴うことに覚悟はできていた」 玲哉は腕を組んで壁にもたれた 「玲哉……?」 「だけど翔は能力を分け与えただけであとはただの人間だ。 もし翔が死んだ場合お前は償えるのか?」 玲哉の目には怒りが込められていた そしてなぜ今まで玲哉が南次郎を問い詰めていたのかがわかった