「ごめんなさい……ありがとう 姉さんのことは一生忘れないと……」 「ごめんなさい、ねぇ……」 そう呟いたニナは口を閉じた 俺がニナを見ると、ニナの肩が震えているのがわかった 「……んと…バカだよ あたしに伝えることは……そんだけかよ……っ」 「ニナ……」 「あたしは謝って欲しかったわけじゃない…… ただ、幸せでいてくれればよかった……っ あたしはあいつを、ニナを救えなかったんだ……」 俺は何も言うことができなかった