「……藤丸様は今、人間界でダクターと戦っております」

「藤丸がダクターと戦っている!?」



そんな……そんな危険なこと……


「今すぐ人間界に「いけません姫華様!!」

「どうして!!こうしている間にも藤丸が……っ」


藤丸を失うなんて……あたしは考えられない……っ



泣き崩れるあたしにじいやはそっと肩をなでた


「姫華様……藤丸様を信じてあげてください。彼は人間界の為に、幼界の為に戦っております。
彼ならきっと大丈夫です」

「じいや……」