「こうやって再び戦えるなんて懐かしいですわ」

「あぁ、確かにな
だが変わったこともある」



刀をふると、息を吹き返したように炎をあげる刀


「リエル、俺はお前のことを仲間としてでなく、悪魔としてみる
もう同情などしない」

「……なんのことかしら」



そう呟いたリエルの表情はすでに笑みはなく、冷たい視線が俺とぶつかった瞬間だった





「私はお父様に忠実に従う者
人間界征服を邪魔することはこのリエルが許しませんわ」


その言葉は耳元で囁かれたものだった