「向こうも始まったみたいですね」 「お前の相手は俺だ」 相変わらず厳しい方。 クスリと笑ったリエルはいきなり距離をつめてきた ギリッ……!! 「あら、不意討ちは通じないみたいですね」 そこには俺の喉元を狙って鋭い刃物が突きつけられていた なんとか刀で受け止めた俺は、一気に力を解放させた その力に一瞬顔を歪めたリエルは一度距離をおく