「………っ」 「……あら」 お互いに見合った状態の俺たちは一瞬顔を歪めた 「気配が……消えた」 ポツリと呟いた俺は暗い空を見上げた 「イルとグリアだ あいつ……グリアと消えたか」 藤丸はわずかに表情を変えた 「それじゃあイルは……!?」 「大丈夫だ 状況は玲哉と一緒だからな」 藤丸は息を吐き出すと抜刀の構えをした 「これ以上仲間を危険な目にあわせるわけにはいかない」 「どうやら交渉決裂みたいですわね」 リエルは微笑みを絶やすことなく呟いた