滲んだ世界はやがて別のものに形を変えた そこにはまだ小さな狐妖怪がポツンといる光景だった あれは……グリア? うつむいたまま顔を上げないグリア でもやがて顔をあげ、切ない声で遠吠えをすると、人間に姿を変えた 微かに動いたグリアの口 ――――1人でも生きるからね…… そうか…… これはグリアの過去なんだ……