「久しぶりだな、翔」
「………そ…ら…っ」
そこにいたのは真っ黒な服に身を包んだ空だった
だけどその瞳には俺の知る空の姿はなく、開眼をしていた
「キルア様……いえ、翔様
私たち悪魔はこんなにも簡単にあなたの願いを叶えることができるの
藤丸様……あなたが殺した人たちも生き返らせることができるのですよ?」
目を見開いたまま藤丸はピクリとも動かなかった
だけど次の瞬間、藤丸の目には怒りがこもっていた
「……ふざけるな…
人の命はそんなに軽くない!!
俺は償いきれないほど罪のない人を殺した!!
自己満足でも、今助けを求める人がいる限り俺は戦う!!
人が生き返ることが全ての幸せに繋がると誰が決めた!?俺は認めない!!」
藤丸……


