「っ!?」
気配の変化に俺は振り返った
この感じ……イルのものに似ているけどイヤな感じ……
「グリアだ。」
「え?」
「グリアはイルと同じ狐妖怪だからな」
そういうことか……
「あら、こんなところにいたんですね。探しましたわ」
「リエル!!」
「安心しろ。逃げるつもりはない」
驚く俺を尻目に、藤丸は刀に手をかけた
「私も早くあなたと戦いたいですわ
そしてあなたとキルア様をダクターに迎え入れます」
俺……!?どういうことだ!?
リエルの目的は藤丸だったはずなのに!!
「キルアは関係ない。お前の相手は俺だ。」
「あら、キルア様の相手は私じゃありませんわ」
俺の相手……?
「時は満ちました
今日は私たちダクターの生みの親、悪魔王様の復活の日
そして―――――人間界崩壊の記念すべき日」


