「馬鹿馬鹿しい!!
所詮人間が悪魔に勝てるわけないだろうが!!」
そう言うとヨキは目を赤く染めた
「どうだ……これが本物の開眼だ!!キシシ!!」
俺は呪符を取り出して構えた
「汝、坂上玲哉の名のもとに、出でよ式神!!」
3枚の呪符に息をかけた俺は真上にそれを投げた
とたんに式神はそれぞれの姿に形を変えた
長く白いつややかな毛並みの巨大な狐、そしてそれよりも更に大きな狼が2匹
「狐ならあの妖怪がいるだろ、キシシッ」
「あいつは仲間だ。
式神は俺の忠実な下部。そこんとこ勘違いしないでくれない?」
「けっ。仲間なんて恥ずかしい言葉、よく平気で言えるな、キシシッ」
「恥ずかしいと思ってるうちはただのガキだよ」
俺はそう言うと右腕を前に出した
「相手してやんな、白尾(はくび)、朱狼(しゅりょう)、青狼(せいろう)」


