「イル、降ろしてくれ」 しばらくしてから玲哉はイルを止めた スッとイルの背中から降りた玲哉 そこはちょうど街の中心になる場所だった 「じゃ、後はよろしく」 「は……?どういうことだよ…玲哉。 俺にわかるように説明しろ!!」 迎えにこさせといてはい、あとはよろしくってか? ふざけんなっ!! 俺は玲哉の胸ぐらを掴んだ 「何?」 何? なんでそんなに冷静でいられるんだよ 俺はふつふつと怒りが沸き上がってくるのを感じた