「我々は人間界を守る為に戦わなければならない」


机に腰をかけていた藤丸は立ち上がった



「翔、お前に覚悟はあるか?」

「え……」

「この先、この中の誰が死んでもおかしくない状況だ

お前はそれでも戦う覚悟があるか?」



――――誰かが……死ぬ


もう誰も失いたくない

だけどこのままだと人間界が……












「……わかってる」



キルアになったときから覚悟はできていた

















「戦うよ。
悪魔にはこれ以上好き勝手やらせねぇ」