かろうじでイルの技を受け止めたのか、ヨキは宙に立った状態で視線を下げていた
「シシッ……キシシシシッ」
突然肩を揺らしたヨキ
そして今まで見えることのなかった瞳がイルをとらえた
まるでネコのような瞳
そしてその瞳は赤く燃え上がっていた
「開眼!?」
声をあげたのは藤丸だった
玲哉もその事態を読み取ったのか、戸惑いを隠せていない
『どこでそれを手にいれた!!』
「キシシッ、バカ言うな
開眼がお前ら能力者のものだけど誰が決めた!!
もともと弱かったお前ら種族が俺らと戦うために身につけたお飾りだろうが!!キシシッ
開眼を支えこなせていないくせに、生意気なんだよ!!」


