ま、それよりも今は絵の方を優先しなくちゃな 俺は初めて入る美術館をうろうろとした。 「絵~、絵~。っと、ん……?」 何となく殺気だった気配を感じた。 これって…… 感覚を頼りに俺は美術館の奥へと進んでいった。 「これは……」