後ろの窓から微かに音が聞こえた
気のせいだと思ったあたしの顔に風があたる
窓なんて空いてなかったのに……っ
あたしは慌てて周りに目を向けた
次の瞬間、あたしの体は後ろにグッと持っていかれた
固い何かが背中にあたり、口は自分じゃない誰かの手で塞がれる
「っ!!」
「しっ。」
暗がりでもその正体が誰かわかった
白い仮面が暗い空間でボウッと浮き上がる
予告時間前にキルアが現れた!?
「んーっ!!ん…っ」
「こっちは色んな意味で時間ないんだって。
すぐに終わるから」
時間がないっていったって、こっちは一体何されんのかわからない
あたしは当たり前のように抵抗した
「ちょっ、ジッとしてろってっ」
グッ―――――


