怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$



「キルアは最後の戦いのとき、闇の力を封じるために自らの剣を使って封印した

もしその時に剣への負担を減らす為に剣を3つに分けたとすれば……」


『なるほど。それならいつ封印がとけるか心配する必要はなくなるね』



俺の目の前でとんでもなくスケールでかい話を繰り広げる3人

キルアでない限り俺には無縁の話だ


てゆーかついていけない……



「で、どうするの?
この剣は俺が使うとして、見つかってないあと1つは見つけないといけねーんじゃねーの?」


「あぁ。だが今の段階ではその剣と同じ気は存在していない

今は動こうにも動けない」




俺の出番無しってワケね。


『今日はとりあえず帰ろう
明日はニュースや新聞がキルアで持ちきりだね、翔』


「だな。」


イルの笑顔に俺は苦笑いで返すしかなかった