「南次郎!!」 廊下を歩いていた南次郎に俺は駆け寄った 「そろそろ来ると思ってた」 「この気配……」 「あぁ、間違いない 音無翔のものだ」 外の景色をみながら南次郎はふぅ、と短く息を吐いた 「南次郎、頼みがある 俺たちは今すぐに人間界に行かなければならない 力を少し貸してくれ」 昔の俺なら自由に行き来ができた やはり、この体は一刻も早く戻る必要があるな