「あっ!!」 指輪を握り締めるあたしの手はさらに強く握った 光が下から放たれた瞬間、今度は上から爆発が起きた その勢いで砂埃は消え、あたしの立っていた場所にまで強風が来た あまりの強さに目をつぶる そして恐る恐る目を開けたあたしの目の前には、さっきまで宙にいたはずの2人が1人になっていた 雲にさえぎられていた月光が唯一残った1人を照らす 黒いマント、白い仮面。 そして白い仮面の中に光る赤い瞳 「キルア……」 そこにはマントをひるがえしたキルアがいた