「キルア!!」
背後から名前を叫ばれた俺
こんなときに見つかっちまったか……
宝石の力がどんどん強くなってる
このままだとレクシアになるぞ……さぁ、どうするか
顔を隠すように俺は振り返った
顔に引っかき傷を作った葉月
やっぱこいつはあなどれねーわ。
「なんか用?
あいにくデートにいくほど俺ヒマじゃないんだよね」
「あんたが行くのは刑務所よ!!」
やべ……っ。
目かすんできやがった……っ!!
グラリと揺れた視界
俺はなんとかその体を支えた
その勢いで宝石が地面に落ちる
「あ……っ」
宝石に手を伸ばそうとする葉月の動きがスローモーションに見えた
まずい!!


