「……き、……葉月!! いい加減起きないと遅刻するわよ!!」 お母さんの声……? ゆっくりと重たいまぶたを開いたあたしは体を起こした 珍しく目覚めがあまりよくなかった 何か……夢を見た気がするんだけどな…… もやもやとした気分のままあたしは布団から出た