「やはりそうか……」
ここはバリス本部にある南次郎の部屋
日はまだ傾くことなく窓に日が差す
俺たち妖界の者が人間よりも長生きな理由がこれ
向こうが1日たってもこっちは1時間も経っていない
「あぁ。これは確かにキルアの持っていた剣と一緒のものだ
……昔の資料によれば剣は2本存在したという。
間違いはないだろう」
錆びた剣を見る南次郎の真剣な目
そこにはどこか険しさがあった
「キルアの持っていた剣、そして今ここにある剣は妖界と人間界のバランスをとっていた
人間界が今危機に迫っているのも、この剣を見て納得した
ずいぶん長い間ほったらかしていたようだな」
ふぅ、と息を吐いた南次郎は、鞘を握った
当然の如く剣はビクともしなかった


