「翔…で…あげて」
俺が悪魔王の血を引いている?
そんなのあいつの出任せだ……っ
俺は、普通の高校生だ
ただ……空を生き返らせたいだけだ
「う……翔っ!!」
「ぅわっ!は、葉月……?」
「もう!!さっきから名前呼んでるのに。寝不足?」
「え?うん……まぁ。」
「そっか。じゃあ早く済ませちゃお。衣装の採寸。」
葉月の手にはメジャーが握られていた
そうだ……今文化祭の準備中だった。
「腕あげて。」
「おぉ……」
寸法を手際よく測っていく葉月
さらさらと紙にサイズが記入されていく
「葉月~、あんたの寸法も測るからそっち終わったら来てー」
「わかったー。」
おんなじクラスの女子に名前を呼ばれて答える葉月
ん?


