怪盗キルア!俺が宝を盗むワケ$



それは首につけていたネックレスだった


細かく言えば、空のつけていた指輪にチェーンを通して身につけていたネックレス


その指輪は温かい光の筋を玲哉に向けて放っていた




「……ん…っ」


「玲哉!!」


顔をゆがめた玲哉はゆっくりと目を開いた


良かった……目を覚ました



安堵すると、玲哉が目覚めたことを確認したかのように、光の筋は消えた


空………?




「翔……」


名前を呼ばれて俺はハッと我にかえる


「……ったく、やっと元に戻ったか」

「え……?」


珍しく笑う玲哉。
その表情は柔らかく、安心しているように見えた




「お前……今さっきにこと覚えてんのか……?」


「いや……ほとんど覚えてない
俺、玲哉に攻撃したよな…記憶無いけど、そんな気がする」


「ご名答。ま、あの状態じゃしょうがねーよ
俺も正直攻撃されるとは思わなかったから、油断してた」





頭をがりがりとかじりながら玲哉はゆっくり起き上がった



そして鋭い視線を俺に向ける








「お前、開眼してたぞ。」


「え……」