――――あれは……空?
ボヤけた景色がだんだんとはっきりする
『翔、よろしくな!!』
大きな手を差し出す空
そうだ……俺と空が初めてあったときだ
『翔!!』
俺の名前を呼ぶ空がたくさんでてくる
みんな笑ってる……俺の記憶の中で空はいつでも笑っていた
『それは偽物の記憶だよ』
「え?」
どこからともなく聞こえてくる声
『お前の兄さんはいつもお前を恨んでいた
自分の母親の再婚相手とできたお前がいつも憎たらしかった』
「違う……違う…」
『お前に向けていた笑顔は全部偽物なんだよ』
違う……空がそんなこと思うわけ……
『お前の兄さんはお前のことがキライなんだよ』
やめろ!!やめろ!!


