「ったく、きりがねぇな……っ。」
平太のつぶやきは目の前に広がる悪魔の群衆を指していた
いくらザコといえど、これだけの量がうろちょろすると確かにきりが無い
炎裂でやっと半分ってとこか。
「クソッ」
元の体になればこの量なんか大した事無いのに……っ
「仕方ねぇ。援護を要請するか」
「いや、いい。」
『藤丸?』
イルが驚いたように俺の名前をつぶやく
「俺が、全員まとめてぶっ倒す。」
体中の血が駆け巡るのがわかった
俺は、こんなところでつまづくわけにはいかない……!!
「開眼!!」
瞳が赤く染まり、竜月鬼の炎は激しさを増す
だけどこれだけでは終わらなかった
「お前……っ、体が!!」
ドクン
「っ!!」


