広い洋館にあるダイアモンドのネックレスが今日のターゲット
築何年かは知らないけど、すでに建ってから結構経ってるな……
ギシギシする床を歩きながら俺は廊下の角を曲がった
「っ!!」
「あっ。」
角から突然でて来た影に俺は急ブレーキをかけた
「ごめんなさいっ。全然前見てなくて……」
「あ……」
顔をあげたのは間違いなく葉月だった
ヤバい……さすがにこの距離って……
「あの……大丈夫ですか?」
「えっ!?あ、大丈夫ですっ
ケガはありませんか?」
帽子を目深に被りながら俺は自然に声をかける
「大丈夫ですけど……」
じっと俺の顔をみる葉月
まさか……バレてます?
「あの……何か?」
「似てるんですよねー。クラスメートに」
ほぼバレてますやん!!
「あ、あはは。そうですかー」
どうしよ!!この状況!!


