『狐千年桜(きつねせんねんざくら)!!』 大きな尾を前に向けて途端に鮮やかな桜が悪魔に向かって吹き付ける だけど鮮やかなのは見た目だけで、実際は毒を持っている しかも額の石の光に当たると、それだけで急所をつくという相手にとっては厄介な技をもつ 「うあ゛ぁぁぁ!!」 「おらおら!!よそ見してんなよっ」 平太はニヤリと笑った瞬間、右手を悪魔の顔に押し当てた ジュゥ、と焼けるような音をたてる 「あ゛ああああ!!」 断末魔の叫び声があちらこちらで聞こえた ――――――ん?