「翔、玲哉!!」 イルに名前を呼ばれ、俺たちは走っていくイルを追った 藤丸の姿はすでになく、イルの走っていく方向は屋上らしかった。 「イル!!あれなんだよ!?」 「あれは悪魔の仕業だよっ」 「そりゃ悪魔以外に俺たちの敵がいれば見てみたいもんだなっ」 一番後ろを走る玲哉は呪符を取り出しながら、嫌み交じりにいった ドアが開いたまま、階段は屋上に繋がっていた 「あっ!!」 俺の声の先には妖怪の姿になった藤丸の小さな背中があった