「……そうか。」
暗く重たい空気の漂う部屋
そこにはリエル、グリア、ヨキの3人がいた
そしてその周りには悪魔が囲み、固唾をのんでその様子を見守る
「それじゃあ、悪魔王はもうすぐ目覚めるのかっ!!キシシッ」
「えぇ、もうすぐお父様は目覚めますわ」
「「「「「ウオオオオオオオ!!」」」」」」
周りを取り囲んでいた悪魔たちは喜びの声をあげた
「それでは、あの剣士はどうなる。確か……藤丸といったな」
グリアは冷たい視線をリエルにむける
「私はまだ諦めていませんわ
どんなお姿になろうとも、藤丸様は仲間に引き入れます
だってあのお方は私のものですもの」
くすくす、と上品に笑うリエル
「でもあいつ、簡単に仲間になるようなヤツじゃないじゃんかよー
ま、俺にはカンケー無いけど。キシシ」
帽子を目深にかぶり、口が裂けるんじゃないかと思うくらいに開くヨキ
「藤丸様の力は本物ですわ
本当はお父様の器として欲しかったのですけれど、今はあの力さえ手に入ればいい
あの呪いを受けてもなお、世界を守ろうとする
皆さんもご存知でしょう?」
「あぁ、くだらんな」
「チビが俺達に歯向かおうったて無駄無駄♪キシシッ」
その言葉に追い討ちをかけるように悪魔たちがほえる


