「似ている?」
玲哉はかすかに怪訝な顔を藤丸に見せた
「あぁ。形はキルアのもっていたものといっても過言ではない
ただ、ここにはめ込まれている石の色が透明なんだ」
さび付いた剣は石だけが輝きを放っていた
「キルアの剣は七色に輝くという伝説がある
実際に実物を見たことのある人物はこの世にはただ1人しかいない」
「1人……?」
「あぁ。バリス本部を取り仕切る南次郎だ。」
ぎゅっと剣をるよく握り締めた藤丸は夜の空にぽっかりと浮かぶ月を見上げた
「……どうやら、妖界に行かなくてはいけないようだ。」
「えっ!?妖界に!?」
藤丸の口から出てきた言葉は俺の想像を遥かに上回っていた
「落ち着け。行くのは満月の日で無ければ妖界の道は開くことは無い
満月まであと3日ある。」
満月か……そういえば藤丸たちがこっちに来たのも満月の日だったな。
俺がキルアになってもう3ヵ月が経とうとしていた


