夕日も沈み、空に月が輝き始めた頃
「出発する、準備はいいな」
「ばっちしっ」「いつでも出れる」
1人は刀を持ち、1人は式神の鳥に座り、そして1人は仮面をかぶってマントをひるがえし。って
「どんな集団だよ……」
やりすぎた仮装パーティーと間違われそうな……
「藤丸、場所はわかるのか?」
颯に乗った玲哉は前を飛ぶ藤丸に向かって言葉を投げかける
「微弱だが、異様な気を感じる」
そう言って藤丸はそれきり押し黙ってしまった
「なぁ、玲哉」
「ん?」
玲哉の後ろに乗った俺は、玲哉に声をかけた
「なんで陰陽師を妖怪が協力してんの?
陰陽師って妖怪を倒すのが仕事じゃねーの?」
「確かにそうだけど、それいったら俺は藤丸やイルを倒すことになる
悪い妖怪もいれば、いい妖怪もいるんだよ」
あ、なるほど
じゃあ、妖怪を陰陽師が倒すのも、あながち間違いじゃないってコトか
「着いたぞ。」


