仙草寺は話によると、俺達の街に1番高い山の奥にある誰もいなくなった寺の名前のようだ
確かにそのことを聞くと、玲哉が知っていたのは腑に落ちない
「なんで玲哉がそんな古い寺のこと知ってんだよ。」
「蔵にある記録にその寺のことが書いてあったんだ
そこには魔剣が保管されてるってあったからそうじゃないかと思って。
今はどんな状況になってんのかはしらねーけど、確かにこの街の山に仙草寺があったのは事実だ」
玲哉の眠そうな目は、夕日をとらえていた
「ま、その記録が100年前のものってのも事実
実際本当に魔剣がそこにあるのかは確証は無い。」
100年前って……そんな昔の記録があって、しかも読んでる玲哉に俺は驚いたけど……
「ま、だから今回は俺達だけで行こう
またレクシアが暴れだしても被害は増えるだけだ」
ドキ……
俺は葉月の傷を思い出した
もう、誰にも傷ついて欲しくない
「明るい間は目立つ。夕日が沈むと同時に出発だ。」
「おぅ。」「りょーかい」


