「で、今日のターゲットは何なの?」
キルアの格好に着替えながら俺はすでに着替え(っていっても、いちいち服に着替えてるわけじゃないけど)を終わらせている藤丸に尋ねた
「かんざしだ」
「かんざし?って女の人が着物着るときとかに髪に挿すやつだよな?」
「あぁ。代々茶道を教えてる寺尾家というところだ
今のところ、そこに宿った悪魔が一番成長が早い」
気配でそんなことがわかるのも、便利なもんだなー。
「だけどさ、今までと違って人ん家だろ。
警察に囲まれたらおしまいじゃん。」
「まーな、そこはお前の悪運に任せる。
とにかく1秒でもはやくかんざしを盗んで来い」
盗むって、あんまりいい響きじゃないけど、まぁいっか


