「あと2分か……っ」 丘の上に建つ海洋学園の校舎が見えてくると、俺はさらにスピードをあげた。 よし、窓は空いてる!! 校舎の隣に立つ木に俺は飛び乗った。 あと10秒……そのまま席につけば遅刻は免れる!! 俺は教室に入った ズルッ 「うぇっ!!」 入った瞬間に滑った俺 そしてそのまま後頭部を床にぶつけた ガンッ!! 「ったぁ~っ!!」 キーンコーンカーンコーン え゛…… ガラガラ 「音無遅刻っと。」 入ってきた瞬間、俺と目があった肥満教師 「って嘘だろぉ!?」