その様子を2匹のネコがみていたことに俺は当然ながら気がつかなかった 黒い毛のネコと額に緑色の石がはめこまれた金色のネコ 『あれが魔力をもつ人間か。』 『すっげー。今の状態だとまだ能力発動してないじゃん』 感心したように金色のネコはゴシゴシと顔をこすった 『どうすんの?藤丸 学校に乗り込むか?』 『いや、今夜は満月だ。 パムがレクシアに成長するスピードがあがる とりあえず夕方辺りにもう一度追う』 『わかった。 じゃ、ボク少しこの街散歩してくる。』