教頭先生の持っているマイクを 通して聞こえてくるあの先生の声‥。 その声で、私たちは一斉に 舞台の方を見た。 『‥ん? なんだね?? なにか 手違いでも‥?』 先生は頷いて答える。 『えぇ。 確か‥俺は2Hだと 聞いていたんですが‥。』 ‥‥?!! (ま‥さか‥?!) それを聞いた教頭先生は 慌てて、手元の資料を見る。