ー紫神(シガミ)ー


 出会う前から、死への猶予を与えるつもりだった。

 だが、それには自分への恐ろしさを植えつけておかなければならない。

 
 年齢の見た目で舐められては、いけない。

 それは茶神が一番よく知っていた。

 少女である艶に恐怖を与える口実は何でも良かった。