15歳の君へ




音楽会当日、地元の大きなホールでの発表会。

みんな舞台に上がる直前のカーテンの裏側で緊張してた。


大丈夫、頑張ろうって言い合って、ライトが沢山当たってるステージに移動。

指揮者の君は観客席に一礼して、一段高い所に登った。


君が右手を掲げて、始まりの合図をした時


君の手は震えていた。


不良で問題児なんて言われてる君の手がプルプルと震えていたのを見て

クラス一同、絶対優勝しかないと思ったんだよ。


そして見事に私達は優勝して、地区の大きな大会にも出る事になった。


そこで優勝は出来なかったけど終わった後、いい思い出になったって皆で泣いた。

全部君のおかげだと思う。

きっと君の中でも音楽会の出来事はいい思い出になってると思います。