私はとっさに君に電話をした。電話は電源が入っていなかった。
そして、一番仲がいい友達に電話をかけると友達は泣いていた。
私はまだ涙が出ずに、友達の話を聞く事しか出来なかった。
君は仕事中、大きなクレーン車に巻き込まれて下敷きになったと聞いた。
そんな話しを聞いてもまだ現実が受け入れられず、君に何度も何度も電話をかけ続けた。
無情にも君の死が色々な所で噂になり、私の携帯に事実かどうか確かめる電話が何回も鳴った。
私はそれに出なかった。
君の通夜、お葬式にも出たけれど、私はまだ信じていなかった。
周りの友達がどれだけ泣こうと私は泣かなかったんだよ。



