「とりあえず、部屋に

案内するね。」


優斗さんに声をかけられて、

立ち上がる。


「ありがとうございます。」


「いいえ、どういたしまして。

…そこの階段を登って、

3階に恋歌ちゃんの部屋があるよ。」


「さ、三階っ!?」


一体、この建物は何階まであるんだろ?