「……!!」


耳に口を近づけてくる。


「俺、

可愛いものが好きだけど、

他の奴らにそれを見られると

いくら可愛いものでも

めちゃめちゃにしちゃうから…」


そう言って



ーペロッ


「ひゃあ…!?」


耳を舐めてきた。





っていうか、今、

悪魔の呟きが聞こえたんですけど…!?



そーーっと後ろを振り返ってみたけど…



「「「和也くんーー!」」」

「んー?なぁに?」


いつもの和也くんだった。