「みっ、見えなーい…」
こういう時、自分の身長を恨む。
身長、148センチ!!
クラスの掲示板が見えないのです!
でも諦められない。
だってクラス分けは一年間の運命が決まるんだから。
とかいっても、ここは地元の中学から大分離れたところにあるから
知り合いなんていないのだけれど……。
ピョンピョンと跳ねてみたり
人の隙間から見ようと努力をしてみる、ものの…
やっぱり……
「うぅーー…」
悲しさの余りそう唸っていたら、
前にいた人が一瞬ビクついてから
振り返って笑顔できいてくれた。
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