――――――――― 「………あっちい。」 「そうですね~。まあ、火が目の前にあるんですから、当たり前です。」 「…………。」 当たり前、か。 妃は、こんなことを普通にやってたって言うのか? 「あ!そろそろですよ!パチパチ言ってきたでしょう?」 「まじだ。」 「まだふたを開けちゃダメですからね。」