でも、好きで聴こえなくなったわけじゃない。 あの人が言った事に、無性に腹が立ち、無性に悲しくなった。 羨ましい、なんて初めて言われた。 羨ましいなら、交換してほしい。 ワタシは、どんなに嫌な音でも、耳に入ってくるのであればいい。 どんなに微かな音でもいいから、聴きたい。 それなのに、羨ましいなんて…。 …ふざけんな! あんな奴… 死ンジャエバイイノニ。