その後、真菜が来て、お祭りを楽しんだ。 《そろそろ帰る?》 「…うん」 《俺、真菜の事、送ってくから、萌香ちゃんは龍之介に送ってもらいなね》 「…うん」 真菜とは、ご近所さんなんだけどな…。 きっと、2人きりになりたいんだろう。 それを邪魔する権利なんて、ワタシには無いから、素直に頷くしか無いんだけどね。