だけど――…… あたしはもう、同じことは決して繰り返さないって決めたの。 寂しくても、苦しくても。 瑠衣に、会いたくても。 あたしはこの世界で、ヒメミコ様に仕えるのだと。 でもね、あたしの決心は周囲の者から見れば、ただの強がりにしか過ぎなかったのよ。 あたし自身も気付いていなかったのだと思う。 「――カヤよ」 祭壇の前に座っていたヒメミコ様がこちらに向き直った。 「おまえはいつまでここにいるつもりなのだ?」