「ちょっ……」 「おまえさ、なんでこんなに俺のこと嫌うんだよ」 どうしてここまで嫌うのか、はっきりとした理由を知りたかった。 さっき蜂谷が言った、 “顔、声、名前、存在” そんな理由じゃなくて、どこがどう嫌いなのかを言ってほしかった。 この嫌われっぷりは尋常じゃない。 ……カヤに限らず、どの時代に生まれ変わっても、君は理由もなしに誰かを嫌うような人間じゃなかったから。