“蜂谷 麻友と、小林 瑠衣に戻ったらキスしよう――” 麻友――…… 俺はいまだかつて、こんなにも悲しいキスを経験したことなんかない。 はじめてのキスが。 最後のキスだなんて。 ……意味分かんねぇし。 『タスク。おまえの魂は、冥界、人界、天界、すべての世界から消え去る』 “また会える” それを口にすることさえも許されなかったのか。 俺の目の前にあった、“麻友のいる世界”はあっという間に消え去り、闇と化した。