『――冥界に堕ち、永遠に苦しむがよい』 宣告を受けた瞬間、俺の脳裏には麻友の彼氏だった“磯辺修也”の姿が浮かんだ。 “小林、おまえ何してんの?” いつも麻友のそばにいて、たまらないほどにムカつく存在だった。 磯辺の正体がヒコミコの生まれ変わりであったことを知って、憎しみの感情さえも抱いた。 だけど――…… 「じゃあな、“小林”」 その姿が足元から徐々に消えていくヒコミコに、磯辺の声と口調で“小林”と呼ばれて、胸がズキンと痛んだ。 「…………っ!」