「このブレスレットとおそろいみたいね、それ」
律が見せたブレスレットは、俺が手にしていたのとは正反対で、ブルーや紺など寒色系の小さな石がついていた。
「おそろいっていうか、ただの色違いだろ」
「まぁ……そうね。瑠衣も買っちゃったら? カヤ様とおそろいのものなんて、手のひらのアザしかないじゃない」
「………」
手のひらを広げ、そこに刻まれたアザをじっと見つめる。
「……て言っても、今となってはわたしにもヒコミコにもそのアザがあるわけだから、おそろいじゃないか」
俺の手のひらの上に律が自らの手のひらを置き、おそろいではなくなったアザを見せた。


